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インターナショナルな医療の選択

アメリカの病院ランキング
 私たちにとって最良の病院は?
 ある病状を改善するために、最も費用対効果の高い医療サービスを提供できる病院。この問いかけは意外に難解ではないでしょうか。
 まず、医師や病院に望んで良いこととそうでないことがあるように思えるし、医師や病院について多くの情報が得られるとも思えないからです。また、何しろ医者は先生(絶対的)なのだから、患者はおとなしく、従順に、文句も言わず、正しく治療を受けなければならないと考えてきました。
 しかし、世界の情報が容易に手に入るようになってみると、これは地域の特殊な事情であるかもしれないし、同時に患者の思い込みであったような気がします。

 医師に思いきってたずねてみると、意外にもフランクに病状の詳しいことを答えてくれるし、治療のフローチャートさえ見せてくれて、いくつかの選択肢の中から、患者が望む薬や医療を見い出してくれることがあります。また、複数の病院を訪ねて、最も納得のいく治療を選ぶことができる。そして、X線やCTやMRI、看護記録などのデータをもらって、他の病院でセカンドオピニオンを得ることができる。
 ただし、これはあくまでも一部の限られた病院の事であって、日本であってもアメリカであっても、どこの病院でもあてはまるとは限らないようです。ここのところが悩ましいところではないでしょうか。

 こうした問いかけについて、これまで風評ばかりに頼っていましたが、アメリカではUS News and World Reportが、国内の12のカテゴリについて、病院ランキングを発行しています。この情報はインターネットでも参照可能です。
 そのホームページによると、今年(2017年) のランキングで、メーヨークリニック(Mayo Clinic)がトップでした。
 その他、クリーブランドクリニック(Cleveland Clinic)、ジョンズ・ホプキンス病院(ボルチモア)(Jhons Hopkins Hospital)、マサチューセッツ総合病院ー(Massachusetts General Hospital, Boston)などが続きます。

 ランク付けのスペシャリストは、3つのモデルを使って評価するそうです。

  1. 世評を総合する(combine reputation)
  2. 患者の死亡率(mortality)を分析する
  3. その他の医療データ(医療コスト、治療費、入院日数)を評価する
 それらは、Hospital report cardsを元に構成され、患者から聞き取りをしたり、治癒率(outcome rate)、平均入院期間(average length of stay)、平均コスト(average cost)、平均料金(average charges)などが、National Opinion Research Centerの助けを借りて収集されます。そして、このデータは使用料を払いさえすれば、どの機関や企業でも使用可能ということです。

 ジョンズ・ホプキンス病院には、今話題のインターナショナル・サービス(international services)という部門があり、海外からの患者を受け入れる体勢があります。昨年(1998年のデータ)だけで7000人の外国人が治療を受け、日本からも380人が訪れました。( ジョンズ・ホプキンス病院はその後日本に、 東京ミッドタウンメディカルセンターを開設しました。)

アメリカの病院へ行く理由
 治療を受けるだけでなく、経過について相談したり、セカンドオピニオンを得るために患者は海を越えて、アメリカに集まっていくそうです。その理由は、

  • 非常に珍しい病気の研究がされ、治療実績がある
  • 日本ではなかなか実現されない臓器移植が受けられる
  • 日本ではまだ認可されない最新の薬が使える
  • 優秀な医師、実績のある病院の情報が公開されている
  • 短い入院期間で治療が受けられる 日本の平均入院日数は36日(平成10年)28.5日(平成26年)だが、アメリカは8日(資料:米国スタンフォード大学医療政策研究プロジェクト)
  • 複数の疾患を持つ患者には、総合的な医療チームが組織される ジョンホプキンス病院の説明によると、1600人の医師が各科の境界を越えて、複合した疾患を持つ患者の治療に協働して当たる
  • セカンドオピニオンについて気軽に相談が受けられる
  • 移送から、宿泊先までインターナショナルサービス担当者がセッティングする
  • 電話やFAX、そして電子メールで医療情報を送ってもらえる

医療データ
 「医療施設調査・病院報告の概況」(厚生労働省)の「病床規模別にみた一般病院の100床当たり従事者数 」統計表18、「世界の統計」1999(総務庁統計局)によると、おおまかにいって、1ベッド当たりの看護職員数は日本が0.5人、アメリカは1.3人。
 人口10万人当たりの医師数は、日本が183人(94年次)236人(2014年)、アメリカが271人(2014年次)です。
 また、GDP(国内総生産)に対する医療費の割合は、中部産業活性化センターの「次世代産業に関する調査研究」日本医師会「日医総研 日医総研ワーキングペーパー」のリポートによると、日本が6.9%11.2%でアメリカが16.9%でした(OECD Health Data2016年)。
 また、その内容を見ると、総医療費に占める薬剤比率の国際比較では、日本が43%39.1%(平成24年)で、アメリカが9.7%です。
 つまり、社会的な生産の医療への分配は、アメリカなど欧米に比べて半分に過ぎないが、そのほとんど半分近くが医薬品メーカーに流れており、病院や研究機関に十分に配分されていないと言えるのかもしれません。



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参考文献:
     
powered by caloric diet

関連URL:
Best Hospitals Honor Roll... US News and World Report
ジョンズ・ホプキンス病院 Jhons Hopkins Hospital
メーヨークリニック Mayo Clinic
マサチューセッツ総合病院 Massachusetts General Hospital
医療施設調査・病院報告の概況 厚生労働省
'医療関連データの国際比較 -OECD Health Statistics 2016- 日本医師会総合政策研究機構

参考資料:
平成10年版 「世界の統計」 総務庁統計局
統計データの年次が古いものがあります。できるだけ改定していくつもりですが、ご了承ください。
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